飯塚幸三被告の圧勝!高齢者は殺し放題だった実刑判決でも免除になるワケが… | まいだん

飯塚幸三被告の圧勝!高齢者は殺し放題だった実刑判決でも免除になるワケが…

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飯塚幸三被告が運転していたプリウスによって、池袋の交差点で青信号を横断していた親子を敷き殺した痛ましい事故、池袋暴走事故。
今でも無実を主張している飯塚幸三被告に日本中が批判の声を上げている中、たとえ裁判で実刑判決を受けても執行停止する可能性があるという指摘が浮上しました。

一体どういうことでしょうか?

飯塚幸三被告の裁判の全貌

起訴状によると、飯塚幸三被告は運転中に自転車で青信号の横断歩道を渡っていた松永真菜さん(当時31)と長女の莉子ちゃん(同3)をはねて死亡させ、ほか通行人ら9人を負傷させた大事故である。

同被告は事故後の事情聴取で「パニック状態となり、アクセルとブレーキを踏み間違えたかもしれない」などと運転操作を誤った可能性を認めていたが、2020年10月8日の初公判では一転して起訴内容を否認。飯塚幸三被告は「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が生じ、暴走した疑いがある」として無罪を主張した。

他にも、事故直後の取材で「安全な車を開発するように、メーカーの方に心がけていただきたい。」と車の性能の問題だと責任転換する発言がニュースに取り上げられて日本中から批判する声が上がりました。

ネット上では今も飯塚被告に対するバッシングが起こっており、加害者家族への批判や中傷にまでエスカレート。それに対して飯塚幸三の家族も「父を逮捕して欲しかった」などと加害者家族の相談窓口に相談しており、裁判の行方への注目度が増している。

果たして、被告が主張する無罪が通るのか。有罪であれば、執行猶予が付くか、実刑となって刑務所に入るのか。
おそらく多くの人が飯塚被告の実刑判決を望んでいると思われます。

しかしそんな中、元警察官でコメンテーターの小川泰平氏がこの裁判の難しさを指摘しました。

飯塚幸三被告の実刑を施行できなくする「年齢の壁」

小川氏
小川氏

被告の判決をまだ予想する段階にないと思うが、同類の事故を踏まえた一般論でいえば、示談が既に成立しているか、示談になる方向になっていれば、有罪判決でも執行猶予が付く可能性が高い。

それでも実刑の可能性はなくもない。同氏は「今回、検察側は執行猶予判決が出ないように、執行猶予の付かない求刑4年を打つか、禁固3年を求めて(その結果)禁錮2年半になるという可能性もある」とした。だが、そこで「年齢の壁」があるという。

小川氏
小川氏

実刑判決が出たとしても、刑事訴訟法428条を理由に、執行を停止する可能性がある。

刑事訴訟法第482条とは?
「懲役、禁錮又は拘留の言渡を受けた者」について以下に列挙したケースがある時は執行を停止することができる法律である
刑事訴訟法第482条
(1) 刑の執行によって、著しく健康を害するとき、又は生命を保つことのできないおそれがあるとき
(2)年齢70年以上であるとき
(3)受胎後150日以上であるとき
(4)出産後60日を経過しないとき
(5)刑の執行によって回復することのできない不利益を生ずるおそれがあるとき
(6)祖父母又は父母が年齢70年以上又は重病若しくは不具で、他にこれを保護する親族がないとき
(7)子又は孫が幼年で、他にこれを保護する親族がないとき
(8)その他重大な事由があるとき 

飯塚被告の場合は(2)に該当する。

ちなみに、刑事収容施設法とは、被収容者の人権を尊重し、状況に応じた適切な処遇を行うことを目的として2006年施行された法律である。

刑事訴訟法428条では『70歳以上』となっているが、今は70代になって初めて刑務所に入る人は多く、珍しくはない。車いす生活の人もいれば、医療刑務所に入ることもできる。

小川氏
小川氏

法務省の関係者に聞いたところ、『刑事収容施設法』では90歳などと年齢は明文化されていないが、実務上、収監されない可能性がある。

懲役の間に90歳になったケースとは違って、90歳になって初めて刑務所に入るという前例はまずないようです

今回の飯塚幸三被告の場合、前例がない超高齢者の実刑判決ということで専門家も先が読めないということである。

もし飯塚幸三被告が90歳を越してしまったら?

飯塚被告は2021年6月1日で90歳になる。

地裁で判決が出ても控訴する場合、この調子でいくと最高裁まで行く頃には90歳を超えていることは十分考えらる。

実刑の場合、地検の検察官の執行指揮書によって執行、つまり収監されるはずが上記の『刑事収容施設法』の被収容者の処遇に関する規則等がある。
さらに以前に飯塚被告は逮捕されておらず在宅起訴で調べられている状態からすると禁錮の判決が出ても高齢を理由に収監されない可能性が高いと、いう指摘が上がっている。

飯塚幸三被告のように高齢ゆえに執行停止になった前例はある

なんと、実刑判決を受けても高齢ゆえに執行停止された前例があるのだ!

小川氏
小川氏

事件は全く違うが、有名な例では、ロッキード事件で、丸紅の檜山廣会長は最高裁の実刑判決後、高齢を理由に執行停止となっています

ロッキード事件とは
1976年2月に発覚したアメリカ合衆国の航空機メーカー,ロッキードの日本への航空機売り込みにからむ疑獄事件。(詳細はこちら)
丸紅の檜山廣会長は1909年12月生まれで、95年2月に最高裁で有罪が確定した当時は85歳。収監されないまま、2000年12月に91歳で死去した。

来年6月で90歳の飯塚被告は、判決当時の檜山氏よりさらに5歳年長になっていることになる。

もし、飯塚幸三被告にも同じような対応がされたら、世間からはさらに厳しい声が上がることに違いない。

参考サイト

みんなの反応

  • 年齢を理由に免許を停止できないのに
    いざ事故を起こしたら年齢を理由に執行停止できるっておかしくね?
  • これじゃ90歳過ぎれば何やってもいいことになっちゃうよな…
  • なるほど
    ということは人殺しでも年齢次第で許されるということだな?
  • 90歳超えたら犯罪し放題って事なのか
    知らなかった
  • 高齢ヒットマンが続出で高齢者も輝けるSHINE!な世界が来てしまうのか
    あかんやろ
  • 日本は階級社会ということが証明されましたね
  • 全共闘世代が90になったら、間違いなくテロ起こしまくるだろ・・・
    恐ろしいゾ
  • 罪もまともに償えない老人が運転してるっておかしいだろ
  • 責任能力無い70歳以上に免許渡してる国は責任問われる
  • 来年6月で90歳
    だから時間稼ぎしてるんだな
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