安倍総理の辞任表明に驚きの声が隠せないと言わんばかりに、ネットでは様々な意見が飛び交っています。
そんな中、「安倍総理は今年に辞任することは予想がついていた」という未来を予知していた発言もあります。
調べてみると面白い都市伝説やジンクスが出てきました。
【都市伝説1】政変のジンクス、子年の総理はほぼ辞任する?

2020年の干支はネズミです。実は子年は「政変の年」で知られ、過去にも首相が辞任し、新たな首相へと交代してきた年でもあるのです。
今年を含め戦後の子年は7回。過去6回のうち実に5回、首相が辞任し、政権が変わっています。
・1948年(昭23)3月 片山哲内閣総辞職受けて、芦田均内閣が発足。芦田内閣も同年10月に総辞職。第2次吉田内閣が発足
・60年(昭35)7月 安倍首相の祖父、岸信介首相退陣で、池田勇人内閣発足
・72年(昭47)7月 佐藤栄作首相が辞意表明を受け、田中角栄内閣が発足
・84年(昭59)10月 自民党総裁選をめぐる権力闘争、「二階堂進・擁立構想」騒動が起きる
・96年(平8)1月 村山富市首相が退陣し、橋本龍太郎氏が首相に
・08年9月 福田康夫首相が退陣し、麻生太郎内閣が発足
・20年8月 安倍首相が辞任の意向を固める
唯一政権交代がなかった84年(昭59)ですが、自民党内での権力闘争が起きていました。
今回の安倍首相が辞任するなど、関係者を含めほとんど人が予測しなかったはずですが、子年の政変のジンクスを知ると、当然の流れなのでは?という意見もあります。
【都市伝説2】オリンピック開催する年は辞任する
8/28の速報で安倍総理の辞任表明を知り、ネット上では多くの有権者の驚きの声が出回る中「オリンピックの年に首相が変わるって都市伝説、当たってるんだね」と、これまた未来予知をしていたかのような発言がありました。
調べてみると、 「オリンピックの年に首相が変わる」というのは、日本のこれまでのオリンピックの実施状況と、日本の首相の代替わりを結び付けた都市伝説だそうです。
日本史上、これまでにオリンピックが行われたのは
・1964年夏の東京五輪
・1972年冬の札幌五輪
・1998年の長野五輪
の3回です。
これらの年ではそれぞれ
・池田勇人首相
・佐藤栄作首相
・橋本龍太郎首相
が辞任しており、ジンクスまたは都市伝説としてと言い伝えられています。
【都市伝説3】漫画「AKIRA」のストーリーが2020年の日本情勢を予言

言わずもがな伝説的な漫画「AKIRA」とは大友克洋氏が1982年から「週刊ヤングマガジン」に連載していたSF漫画のことで、日本のみならず世界中に反響を呼んだ大人気漫画です。
しかし、このAKIRAのストーリーが2020年の日本の状況と類似していると注目を集めています。
予言① 東京オリンピック
AKIRAのストーリーをざっくり話すと
1982年東京で新型爆弾が炸裂し、これが引き金となって第三次世界大戦が勃発。凄まじい爆発で巨大なクレーターができ、大半が水没してしまった東京は戦争が終わると、「ネオ東京」として復興の道を歩み出した。
そして2020年の東京オリンピックを控えたこの街で、「AKIRA」という凄まじい超能力を持つ子どもを巡る争いが繰り広げられていく。
そう、この作品はなんと30年以上前に「TOKYO2020」が開催されることを予見していたのです。
予言② 新型コロナウイルス
AKIRAでは、ネオ東京のオリンピック開催のカウントダウンの看板には「開催迄あと147日」とあり、こちらにも「中止だ中止」に加えて「紛砕」という落書きがなされています。
その147日前とは、現実世界だと2月28日にダイヤモンド・プリンセス号で「陽性」と確認された人々が700人を突破し、WHOが世界的に大流行する危険度を最高レベルの「非常に高い」に引き上げた日なのです。
また劇中AKIRAの新聞の記事に「WHO 伝染病対策を避難」の文字が…。
偶然とはいえ、何かゾッとするものを感じませんか?
予言③ 消費税増税によって総理辞任
漫画の中では「前総理が行った税制改革の歴史的失敗である」というシーンがある。
この前総理というのは現在でいう安倍総理に当てはめると納得いく人も多いのではないでしょうか?
財政改革に力を入れている安倍総理が8/28についに辞任を表明しましたね。
終わりに
都市伝説やジンクスとはいえ、あまりにも偶然が多すぎる今回の辞任表明にはなんともいえない恐怖を感じますね。
さらにAKIRAはその後、第三次世界大戦を描写していますが…
こればかりは外れて欲しいですね。